内視鏡室
当院内視鏡室は、消化器内視鏡専門医と専属スタッフで構成され、地域の皆様に、苦痛が少なく、安全・安心な室の高い内視鏡検査・治療を提供できますように日々研鑽に努めております。
新しい内視鏡検査装置を導入し、ハイビジョン拡大内視鏡検査、観察モード(特殊光)を変えて検査を行うことにより、がんの早期発見が可能となってまいりました。
上部消化管(食道、胃、十二指腸)内視鏡検査では、口または鼻からの内視鏡を選ぶことが可能です。
下部消化器(大腸)内視鏡検査は、クリニックと病院にて行っております。
クリニックでは、人工知能(AI)の技術を活用した内視鏡画像診断支援システムを導入して、より細やかな検査を行なっています。また、病院では、1泊2日の検査(上部・下部内視鏡検査を同日)・治療(ポリープ切除)を行っております。下部消化器(大腸)内視鏡検査で希望される方には、眠れる薬(鎮静剤)を注射して検査も行っております。お気軽にご相談ください。
このような症状やお悩みのあるかた・・・
- 食欲がない
- のどのつまり感
- 黒っぽい便がでた
- 胃の痛み、みぞおちの痛み
- 吐き気・嘔吐が続く
- ゲップや胃の不快感
- 呑酸、胸やけの症状
- 40歳以上で胃カメラを受けたことがない
- 血縁者に胃がんになった人がいる
- 健康診断で指摘された
1つでも当てはまるかたは
胃内視鏡検査で、食道・胃・十二指腸を調べましょう!
第1.3.5週の土曜日9:00~12:00に胃カメラ検査を行っております。
- 平日には家事や育児などでなかなか時間が取れないかた
- 仕事が休みづらいかた
是非検査を受けてみてはいかがですか。
観察モード
人工知能(AI)の診断支援
内視鏡治療
近年の内視鏡機器・技師の進歩は目を見張るものがあり、その適応は良性疾患のみではなく早期がんにも広がってきております。 内視鏡治療はいわゆる「お腹を切らずに治す」治療です。患者さんの体に対する侵襲が大きく軽減されるため、注目されている治療法です。
近年では、下部消化管(大腸)内視鏡において発見できた腺腫性ポリープをすべて摘除する(クリーンコロン化)が推奨されています。NBI等の活用、診断してクリーンコロン化に背局的に取り組んでおります。
炭酸ガス送気装置を導入し、内視鏡検査治療に伴うお腹の張りなどの苦痛軽減に努めております。
また、スコープは1回の検査・治療ごとに十分な手洗いを行い、その後専用の自動洗浄消毒装置にて消毒をしております。
治療についてわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。
- 内視鏡的止血術(食道 胃 十二指腸 大腸)
- 異物摘出術(食道 胃 十二指腸 大腸)
- 食道静脈瘤治療
- 経皮内視鏡的胃瘻造設術-PEG-
- 内視鏡的ポリープ切除術(食道 胃 大腸)
- 内視鏡的粘膜切除術-EMR-(食道 胃 大腸)
- 消化管狭窄に対する治療(食道 胃 大腸)
- バルーン拡張術
- ステント留置術
- イレウス管挿入術
- 胆道膵系の治療
- 内視鏡的総胆管結石除去術
- 内視鏡的ステント留置術